ニュースレター
ニュースレター8号
発行日:2019/12/24
更新日:2019/12/31
区民啓発講座「私たちの人生会議」が開催されました
~縁起でもない話をもっと身近に~
- 実施日時:
- 令和元年12月14日(土)14:00~15:30
- 会場:
- 旭区民センター 小ホール
- 出席者:
- 相談室長尾山 誠吾
- 相談員島田 琴美 ・ 髙橋 佑輔
- 漫才コンビ①橋本 誠 ・ 藤野 祥雅
- 漫才コンビ②吉川 和美 ・ 今岡 彰子
- 漫才コンビ③溝邊 大輔 ・ 鴨頭 修
- 専門家焦 昇・北田 なみ紀・坊古居 利加
- 旭区野鳥の会櫻井康雄・横田文子・金沢 景文・野口 淳子・佐藤允治・広瀬朋子・中辻光美
- 総合司会金沢 景俊
- 実施内容:
- ①身近にある終末期の悩みごとを、漫才で紹介し、皆さんに相談を持ち掛ける。
- ②相談員2名が賛否に分かれて自論を展開
- ③会場の声を、「〇×うちわ」で拾い上げる。
〇と×を、旭区野鳥の会が集計している間、マイクをもって客席の意見を聞く。 - ④それぞれの意見が出たところで、専門家の先生方からコメント
- ⑤守上会長より「旭区宣言」
■相談内容
「おじいちゃんと人生会議」橋本 誠・藤野 祥雅
~お孫さんからの相談~
大好きなおじいちゃんに、望むような終末期を送らせてやりたいが、そんなことは話しにくい。
「夫婦見ず言わず」吉川 和美・今岡 彰子
~お嫁さんからの相談~
意識のないまま亡くなったお義母さんへの延命処置的な点滴について、あれで良かったのか悩んでいる。
「一人はつらいよ」溝邊 大輔・鴨頭 修
~身寄りの無い方から~
身寄りのない独居の高齢者が終末期の準備を始めておくべきか。
アンケート結果(回答118名 平均年齢76.7歳)
- Q1.今回の公演はいかがでしたか?
- ①よかった 108名
- ②よくなかった 1名
- ③どちらでもない 1名
- Q2.家族と自分の看取りを話したことがありますか?
- ①何度かしている 48名
- ②一度したことがある 21名
- ③したことがない 45名
- Q3.もっと家族と話をしたいですか?
- ①したいと思う 85名
- ②したいと思わない 5名
- Q4.かかりつけ医と自分の看取りを話したことがありますか?
- ①何度かしている 15名
- ②一度したことがある 11名
- ③したことがない 88名
- Q5.自分の終末期はどこで過ごしたいですか?
- ①できれば最期まで自宅で 72名
- ②施設に入所したい 14名
- ③病院に入院したい 14名
■Q1の理由
- リアルなコントで参考になった。
- 今まで考えてもなかったので考えさせられました。
- 私達皆が、お医者さん、かいごの専門の方達に守っていただいているんだと安心しました。ありがとうございました。
- 専門職の方々のお答が大変参考になりました。
- 面白く楽しい1時間ありがとう
- 自分も近いづいているから
- 相談内容が具体的であり、考えるためのアドバイザーの説明も分かりやすかった。
- もう一度自分自身を考えることができました。
- まだ早いと思ってたけど、講演聞いて考えました。
- ゆかいでおもしろく良いお話でした。
■Q5の理由
- 自宅で自由に過ごしていたい
- 自宅が落ち着く
- 慣れた場所がいい。(自宅)
- 家族にみてほしい。(自宅)
- 可能な限り自宅で。不可能になれば施設入所。
- 息子は2人いるが遠くに住んでいるので。(施設)
- 自分は現在1人なので病院になると思います。
- 自分で判断できない場合は病院で。
- 入院している方が安心だし家族に心配かけたくない。
- 家族・子供に迷惑をかけたくない。(類似するご意見7名)
- 一人暮らしで身内もいないので分からない。
- 母が特養に入ったが大変印象が悪かった。(自宅)
■感想(ここに全て書ききれない程の反響頂きましたので抜粋)
- 毎回熱心に旭区民のために考えてくれてありがとう。これからもお願いします。
- とても良い講座でした。参加して本当に良かった。ありがとうございます。
- 毎年このような企画ありがとうございます。
- 皆様の熱演、素晴らしかったです。とても分かりやすく、明るく、このテーマを表現されて良かったです。私は両親と離れて生活していますが、もっと人生会議、しておこうと思いました。(さっそくお正月にでも!)
- 私はまだ終末期のことに無関心すぎますので今日教えて頂いたようにエンディングノートを書きたいと思います。
- エンジングノート製作中、終活中。自分の最期の事は長女にはしているが長男にはしていない。
- わかりやすく、小さな事柄も記入した物を用意しておく必要性をひしひしと感じました。
- 父親が終末期2ヶ月の入院と3ヶ月の自宅療養だったので見習いたい
- 大変参考になりました。又、こういうお話を聞きたいと思います。来年もお願いします。
- 1人暮らしなもので話すキカイがなく弟が十三に居るので話してみたい。
- 今元気なうちに悔いのない生き方をしたいと思いました。
支援室より「終末期の話を、いかに分かり易く楽しく伝え、区民に普段から話合ってもらえるようにするか」
Aグループで議論を重ねて生み出した区民参加型の「生活笑百科」形式の企画。そこに出演者の皆さんが素晴らしい演技で魂を吹き込んでくださいました。限られた練習期間の中で、特に漫才コンビの皆さんは本当に大変だったと思います。前日リハーサルまで、何度もセリフに詰まりポケットの台本を取り出しながら練習されていましたが、当日は完璧な漫才!そこに加えて相談室長を中心とした相談員、専門家の先生方のやり取りが絶妙で、満席の場内は拍手喝采。大盛況のうちに無事終えることができました。旭区の専門職の皆さんの底力を目の当たりにしました。
Aグループで議論を重ねて生み出した区民参加型の「生活笑百科」形式の企画。そこに出演者の皆さんが素晴らしい演技で魂を吹き込んでくださいました。限られた練習期間の中で、特に漫才コンビの皆さんは本当に大変だったと思います。前日リハーサルまで、何度もセリフに詰まりポケットの台本を取り出しながら練習されていましたが、当日は完璧な漫才!そこに加えて相談室長を中心とした相談員、専門家の先生方のやり取りが絶妙で、満席の場内は拍手喝采。大盛況のうちに無事終えることができました。旭区の専門職の皆さんの底力を目の当たりにしました。